
電化製品ってみんな全部現地で購入しているの?

人にもよるかな〜。
海外に売ってないような製品は日本から持っていくだろうし、、、

変圧器もいくつ買って持っていったら良いんだろう、、、

日本の電源電圧の家電をどれだけ持っていくかにもよるよね。
この判断を渡航前にしなきゃいけないというのが本当に難しいんです。
学生時代の留学経験ある方や渡航2回目という人はなんとなくわかると思いますが、初めての人からすると心配しすぎて日本から持って行き過ぎたり、逆にほしかったものが海外で手に入らないということがあると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
手順
ここではざっくりと紹介します。
まずは普段(日本で)の生活で使っている家電類をリストアップしてみます。
海外で絶対使わないものがあればリストアップから除外します。
持っていくもの、持っていかないものを選別していきます。
それではそれぞれ掘り下げて詳しく見ていきましょう。
Step1.普段家で使っている家電類をリストアップ
ここでは私が普段日本で生活していたときに使っていた家電等を元にリストアップしてみます。
<キッチン>
冷蔵庫、炊飯器、オーブントースター、オーブンレンジ、ブレンダー、ハンドミキサー、ジューサー、低温調理器、卓上IHクッキングヒーター、エスプレッソマシーン、ケトル
<お風呂場周り>
洗濯機、ドライヤー、ヘアアイロン(コテ)、アイロン
<リビングルーム・部屋>
掃除機、加湿器、空気清浄機、テレビ、DVDデッキ、デスクトップPC、プリンター、シェーバーの充電器、電動歯ブラシの充電器、カメラのバッテリーの充電器
Step2.選別前にリストから除外
まずは海外で使うことはないだろうとわかっている家電類はリストから除外しましょう。
我が家の例を元に説明をします。
この時点で除外したものは「デスクトップPC」です。
我が家はすでにノートPCを利用していたこと、デスクトップPCがかなり古かったのでこの時点で除外しました。
ものや人、家庭によって違うのでこれは必要ないと断定するのは難しいですが、海外で生活している姿を想像して考えてみましょう。
Step3.持っていくもの、持っていかないものの選別
では選別作業に取り掛かります。
持っていかないもの
ここでのポイントは
- 持っていっても使えないもの、壊れても修理できないもの、すでに家に備え付けられているもの
- 家電の平均寿命が短いもの、海外製品(電源電圧)を買ったほうが楽なもの
となります。
これを踏まて我が家では
- 冷蔵庫、オーブンレンジ、洗濯機、空気清浄機、テレビ、プリンター
- ドライヤー、アイロン
イギリスの賃貸では多くの家で冷蔵庫、オーブン、電子レンジ、洗濯機は備え付けになります。電子レンジはない場合もありますので自分たちで家を探す場合は確認してください。
TVを持っていくというのは聞いたことがないのでなんとも言えませんが、日本と海外と設定が違いますので使えないと思います。(チャンネルとかdボタンとか。)
ドライヤーやアイロン、空気清浄機などは価格的にも(ピンキリですが)そこまで高いわけではないので、現地購入が良いでしょう。
もし持っていくなら100-240Vのもので変換プラグを使う方法をおすすめします。
アイロンやドライヤーを決められた位置で毎回使うならダメではないですが、100Vのものだと変圧器を使うので場所が限られてしまいます。
あとイギリスでは日本のプリンターがそのまま使えないので除外します。
持っていく(持っていくかいかないか悩ましい)もの
ここでのポイントは
- 持っていっても使えるか怪しいもの
- 変圧器を使って使用する(持っていく)もの
- 電源電圧が100-240Vのもので(に買い替えて)変換プラグを使うもの
- 電源電圧にかかわらず家電の平均寿命が長いもの、使用頻度が少ないもの
となります。
- の例では、「DVDデッキ(プレイヤー)」
→実はDVDデッキは機種によって使える使えないがあり、なんとも判断が難しいものではあるんです。
(通常日本で販売されているDVDは現地で購入したDVDプレイヤーでも観れますが、テレビ放送を録画したものはCPRM対応の機種でないと観れません。→CPRMについての詳しい説明はこちら。)
これらを踏まえて我が家は持っていくことをやめました。
観たい映画などはすべてNetflixやYouTubeでテレビ・PC・タブレット・スマホどこからでも観れるようにしました。
海外のDVDデッキと日本製の相性が悪いなどのリスクもゼロではないので持っていく際は各自で判断しましょう。
<どんな家庭がDVDデッキを持ってきている?>
小さいお子さんがいて日本のテレビ番組をDVDに焼いて送ってきてくれる家庭
小さいお子さんがいる家庭は日本からDVDを持ってきている割合が多いように感じました。
- 炊飯器、オーブントースター、ケトル
- ヘアアイロン(コテ)、掃除機、加湿器
- ブレンダー、ハンドミキサー、ジューサー、低温調理器、卓上IHクッキングヒーター、エスプレッソマシーン、シェーバーの充電器、電動歯ブラシの充電器、カメラのバッテリーの充電器
②と④に関しては変圧器を使わないと使えない家電類ですが、迷った結果我が家は日本から持ってきました。
迷った理由は
- 家電の平均寿命が(使用頻度にもよるが)2〜5年位のもの
- イギリスでも購入できるもの
寿命が短いものは日本に本帰国する前に壊れてしまう可能性が高いので、修理に出すのも難しかったりイギリスで買い換える可能性を考えると、無理に日本から持っていく必要はないのかなと思います。
持ってきた理由は
- キッチンまわりの家電が多く、変圧器1つとタコ足配線があれば使える
- (マーカー部分は)使う頻度が少ない
キッチン用品に関しては1箇所で使えるので、買い換えずにそのまま持ってきました。
また元々使用頻度が少なかったものはあえて海外対応の電源電圧の製品に買い換える必要も、すぐに壊れる可能性も低いので現地で購入する必要もないかなという点で持ってきました。
炊飯器はなんとなく日本製のものが良いかなと思って持ってきました。ただお米の品質と炊飯器の相性もあると思います。
※炊飯器に関しては途中で壊れていますので現在使用していません。
トースターはオーブン付き(跳ね上げタイプじゃない物)が良かったので持ってきましたが、イギリスでもAmazonで売ってました。
使う頻度が少ないものはわざわざ新しく買い換えるのももったいないので変圧器ですべて対応しています。
家電を持ってくる際のポイント
こちらは過去に記事に書いていますのでぜひ読んでみてくださいね。
また、渡航先によっても取り扱いがある家電(や物)が違いますので、まずは渡航先のオンラインストアなどで検索してみましょう。
どんなオンラインショップがあるかわからない方がほとんどだと思いますが、海外赴任などで行かれる場合はAmazonがある国がほとんどかなと思いますし、だいたいのものはAmazonで購入できるので、行き先のAmazonを見てみると良いと思います。
さいごに
人や家庭、海外で住むエリアによって必要なもの、現地で買えるもの買えないものなどが変わってくるので、渡航準備の際は現地のオンラインストア(Amazonなど)で取り扱いがあるか確認して判断してくださいね。